変わっていったモノと 今だ変わらないモノ

Higashiからチケットが余っていると前日にメール。
(急なお誘いメールを送ってしまい、失礼しました。)

我慢出来ず、Mr.children Tour 2011 SENSE 長野公演に参戦してきました。

(ネタバレなしで少し感想を残します)


やはり今回の震災のことがあって、どうでるのかと思っていたけれども。

彼等はやっぱり分かっていた。「精一杯の希望の歌」を真っ直ぐに届けてくれた。


放たれる数々の名曲たちのメッセージがより深みを増す。


「こんなにも大きな曲だったんか」

そう感じずにはいられない1曲があった。

15年以上前の楽曲。
それを今演奏してもまったく衰えを感じさせず、むしろ僕等が歩んできた道のりを振り替えさせるかのように、噛み締めさせられた。
手拍子を送る訳でもなく、みんな想い想いに歌っていた。

彼等は自分たちが生み出した曲のすごさを熟知してたんだろうな。



震災から1ヶ月。

誰しもの中に "変わっていったモノ" があって、それは悪いことだけじゃないと思う。

こうして普通に家があって、仕事があって、家族がいて、大好きな仲間たちがいて。

ライブにいけて、次の楽しみを考えられて、勉強できて、つまらん冗談を言えて。

その行為たちが当たり前じゃないことを、日常があたり前に存在することの大切さを実感した人も多いのではないのでしょうか?

被災者に同情するとかじゃなくって、がんばろうニッポンとかじゃなくって、まずは大きなものへ繋げるための小さなことから。

それ以上も以下もないな。


たくさんの力をもらったライブでした。

自分の中の "今だ変わらない(変われない)モノ" を変えるのは今なんだろな。



たくさんの希望の歌からこの1曲を。