木になる家
偏った音な話しかしていないこのブログ。
久しぶりに建築なお話。(といっても、ビジュアルなしで)
先月末のイベント、 釜川デパートメント に出展していた友達のテントでみつけたオープンハウスのDM。
予感というものはあたるもんで、素敵な住宅でした。
神社、水路、田園に囲まれた地方ならではの最高なロケーション。
ざっくりとしていながらもしっかりとしたスケール感のある玄関土間。
内部でありながらデッキ空間のようなLDK。
庭への視線がばっちりな浴槽。
朝日をたっぷりと浴びられる寝室。
北から南へと敷地いっぱいに通り抜ける心地よい風。
造作家具の丁寧さやキッチン寸法の話の裏には、建築家とたっぷりの時間を共有してきたことが伝わってきます。
なによりもこの家の特徴である大胆な木の外壁。
美しい木目の表情からは "この家と付き合っていくぞ!"といった覚悟のあらわれも感じますね。
お施主さんの挨拶文にあった 「育っていく」 という表現が正にぴったりな家でした。
住み始めてどう馴染んでいくか。
どう経年変化を重ねていくのか。
天然素材を使えば使うほどにメンテナンスには気を使うけれども、その苦労も楽しさのひとつ。
"家"と付き合うってこういうもんだよなぁ。と再認識。
自分がずっと描いている "人を呼べる家" のイメージにもとても近いものがありました。
(さらには益子の有名カフェによる出張カフェ。
おいしいスイーツに珈琲。おいしかったー!
贅沢すぎるオープンハウスでした。ありがとうございました。
そしてリトモくん。いつも素敵な機会をありがとです!)
1/1に触れると、嫌でもモチベーション上がりますね。
とりあえず目の前のことを片付けて、次なるステップの鍵としなきゃ。
あと一ヶ月!だーはーっ。