ごっそりと

2012年2月29日 東京事変解散ライブ
林檎に心もっていかれました。ごっそりと。

S山があんなに嬉しそうに話すから、事変の解散ライブの映画上映いってきました。
当日の朝まで全くもって行くつもりじゃなかった。
だけれども、観ておかなきゃいけない衝動。
とにかくプロフェッショナルたちの解散ライブがどんなものかに興味があった。
(亀田さんの関わった曲で好きな曲は数えきれませぬ。そして椎名林檎の美しさ見たさ)
ちょちょちょと検索。さすがとある田舎映画館!チケットが余ってる。
無理すればいける距離だったので、観にいける環境で働いていることに感謝しつつ定時アガリで映画館へ。

開演ギリギリで映画館に到着。スクリーンには武道館の様子が。すごいもんだな。

ライブが始まってから終わるまであっと言う間。

林檎の独特のパフォーマンス。黄土色のセクシーなギブソン
バンドマンとしての亀田師匠。音も素晴らしいけども、あの笑顔もね
刃田さんのドラム。駆け抜けていくようにみえながらズンズン芯にくる
伊藤さんの鍵盤を跳ねる指。白のフェンダーストラト
浮雲の独特なギターフレーズ。不思議なシルエットのギターたち


演奏のプロフェッショナルはもちろん、客を喜ばせるエンターテイメントもばっちり。
赤のタキシードを着飾ったメンバーも楽しそうな笑顔。


林檎嬢は自分の魅せ方を完璧に分かってるんだろうな。
声、歌い方、身体、振り付け、ギターの弾き方、拡声器の持ち方までさえも、全てがパーフェクト。
スクリーンの目の前に映る彼女の姿はとても刺激的ですた。
キラーチューンではさすがにグッときてたのかな。

その林檎嬢をさらに解き放つメンバー。
こんな完璧なバンドですら解散の道を選ぶんだね。
タイムカプセルをあらためて聴いてホロっときた。

事変のみなさん。素晴らしい瞬間をありがとう。
またどこかのステージでその姿に出逢えることを楽しみにしています。


瞬間瞬間を全力で生きている人たちだからこそ、より美しく見えるのだろうな。
僕は自分の中の後ろめたさをなくすために、アレを片付けなきゃ。


"絶体絶命" "電波通信" が脳裏から離れないのです。
(告白します。東京事変、シングルの代表曲以外はこのライブで初めて聴きました)