すてっぷ ばい すてっぷ

仕事の話。

会社が年度末をもって予想通りに分裂。
(くるべきしてきたことですし、正直ホッとしている反面。ついにきたなと力むのも反面)

自分は辞めていった社員のつなぎ役へと。
新年度から心機一転。4月一日から現場監督はじめました。
といっても期間限定の現場監督(補助)みたいな感じなのですがね。

3月末までいたつくばの現場からさらに南下し、茨城と埼玉との間あたりに生息しています。

現場はというと、ひとつ踏み込むと分からないことだらけ。
ビビリながらも現場にでたけれども、ビビってる場合じゃないので必然的にキリリと。
テコとしかやれていなかった墨出しも自分で試行錯誤。
ようやく先輩のやり方の職人さに多々気づかされたわけです。
身をもって挑まないとなんも手に残らない。

一日から働き始めたペーペーなくせして、一週間後には新入生社員が登場。
一緒に頭悩ませると同時に、社会に出たばかりのぬるま湯な行動が自分の時と重なる。
少しは大人になったのかなぁ。


こっそり一人早出して、鉄筋屋・型枠大工に追われながら墨を出す。
自分が振った犬走りの墨がカネになっていないかすごく不安になる。
コンクリ打設が節目となり、ドタタタンと工事はすすむ、すすむ。

でも。単純にモノが出来ていく過程をみていくことが楽しい。
頭の硬い自分にとって、正に百聞は一見にしかず。身体で納得できることができる。
その実感が次のステップをちらりと魅せてくれているようで、それがまた嬉しい。

おそらく今月いっぱいで本社の監督が補充されておさらばだけど、できるだけのことを吸収して次につなげる。

相変わらず目標がしっかり持てなくてぶれてばかり。
それでもこの道はちゃんと続いている。今は一歩一歩。