YUKI LIVE “SOUNDS OF TEN”

すごかった。もーすごかったね。
1ヶ月経とうとしているのに未だに余韻が残っている。
というかこの記事描きながら泣けてる。

※次のツアーとはまた別のセットリストだとは思いますが、気になるかたは以降ネタバレとなるので読まないでおいてくださいね。

ライブが始まるまでも、YUKIのコスプレガールたちにきょろきょろしたり、顔ハメを勢いで楽しんだり。
ロッカーやマックの席がまるで自分たちのために空いたりして小さな奇跡がたくさんあったのだけど、ここは割愛しておきます。


開演時間が過ぎどこからでてくるのかなぁと、そわそわ。
気がつけばステージの真ん中。
歌姫はJAMの解散ライブ以降、初めて。
Y・U・K・Iとして東京ドームに舞い降りたのでした。

PRISMICを飾るthe end of shiteから始まり一気に感極まるまる。
そんなところにあのビート。”惑星に乗れ”のあのビート!
うわぁああ。ともう夢の中へ。
ギターを持ち、何を奏でてくれるのやらと”泣きそうだ”
“ふがいないや”で駆け回り、流れるは”ハミングバード
ゆらゆらと羽ばたくように踊るYUKI。あぁ。

01. the end of shite
02. 惑星に乗れ
03. 泣きそうだ
04. ふがいないや
05. ハミングバード

そこからの大好きで自分の中の大事な一曲。
「ゆっくりと大事に育てましょう」と ”愛に生きて”

06. 愛に生きて

アルバムのキーとなるノリノリな曲を連発。
ベスト盤はシングル曲で固められていたから、忘れかけていた外せない曲たち。
いつかYUKIがギターで奏でるWAGONが聴きたいとか言っていたけど、発言撤回です。
WAGONではステージを駆け回ってもらうべきですな。あがるあがる。


07. ファンキー・フルーツ
08. WAGON
09. Rainbow st.
10. 舞い上がれ
11. ヘイ!ユー!


かわした約束あやうくて未来はまだ分からないけど〜
ここのフレーズとあのPVが好きすぎる “ビスケット”

静まる雰囲気の中での “66db”
雨に打たれる映像に重なる彼女。マボロシのようで美しかった。
全身から鳥肌。

12.ビスケット
13. 66db

 どのタイミングかは忘れちゃったけれど、コスチュームチェンジの時に会場に流れたYUKIの10年間のヒストリー。
情熱大陸にかけた「道産子大陸」って題名が実に彼女らしい。
題名をみて笑わせてくれんなーと思ったら、ジュディマリの最後のシーンが映し出される。
たった5分程度の映像だったけど、その中にぎゅっといろんなもんが詰まっていた。
バンドからソロに移り、試行錯誤を繰り返して前へ前へと進んできた彼女の伝えたい想い。
ひしひしひしと溢れていく。あの映像でなんどブワッとなったことやら。
「PRISMIC」 「COMMUNE」 「JOY」 「WAVE」 「嬉しくって抱き合うよ」 「megaphonic」
当たり前だけどみんなちゃんとつながっている。自分の中にもそれぞれの作品にたくさんのエピソードがあるなぁ。

そして「汽車に乗って」はやっぱり大切な曲だったんね。


14. うれしくって抱きあうよ
15. Home Sweet Home 

ゆっくりと大らかに。どちらも彼女の楽曲からは外す事のできない曲。
大きなステージサイドのセットに座り温かく歌い伝える。

16. COSMIC BOX
17. 恋愛模様
18. ティンカーベル

「嬉しくって抱き合うよ」の中の一曲。
恋愛模様”を初めて作品で聴いた時、また違った一面をみれたようで嬉しかったのを覚えてる。
中央のステージで伸びやかに声を張り上げてくれた。
そして、ジョイフルシスターズとのティンカーベル
ティンカーベルの大合唱はどこで聴いてもよいもんだなぁ。
いつか星振る夜空の下でも聴いてみたい。そんな妄想を掻き立てるのでした。

このあたりから、たたみかけるように進んで行く展開にもう、ね。
歓びの種を伸びやかに歌い。長い夢でのユキンコの映像には泪。
「寂しがりやは誰だ〜?」とみんなで手をあげるのでした。
ここらへんの曲はどうしても泪なしには聴けないんだよなぁ。

鳴いてる怪獣。イントロからぐいぐいと引き込んでいく曲展開は聴けば聴くほど綺麗。
「君は素晴らしい!」ってフレーズにいつも元気をもらう。
一緒に楽しんでいる友人もYUKIの真似をしっかりしていました。みていて微笑ましかったな。
めっちゃ好き嬉しい、とランデブーもあがるあがるあがる。
揺れるスカートで少しだけテンポを落してからのワンダーライン。

そして本編の最後を飾った “JOY”
ドームの真ん中から金色のテープがいっせいに放たれ、みんなの笑顔とともにキラキラに包まれた東京ドーム。
その幸せいっぱいの光が鮮明に目に焼き付いている。
ギラギラでもなくキラキラでもなく、なんて表現していいかわからない白く美しく輝くヒカリ。

みんなで死ぬまでワクワクしましょうか。

19. 歓びの種
20. 長い夢
21. 鳴いてる怪獣
22. ランデヴー
23. 揺れるスカート
24. ワンダーライン
25. JOY


アンコールでは待ってましたな展開での新曲、”プレイボール”

10年間を大切につむぎながらも、ぐいぐいとひっぱっていくような楽曲
“世界はただ、輝いて”
この曲がアップテンポなのがすごく好きなのです。分かるかなぁ。

そして、等身大のメッセージを思いっきりドームへと放つ。
“大人になって”
目をそらすことを全くせず、正面をしっかりと向いて僕等へと届けられた力強い言葉たち。
もうYUKIと一緒に泣きじゃくりでした。

最後は完全に不意打ちだったけれど、やっぱりなくてはいけない一曲。
この曲に自分もずいぶん励まされたな。
「見たことのない場所へとまだ 歩いていけると思ったんだ」

アンコール
プレイボール
世界はただ、輝いて
大人になって
プリズム

本当に素晴らしい時間でした。

酔っぱらうといつも話すけど、YUKIのライブってホント等身大なんだよね。
素晴らしいバックバンドにコーラスがついていても、どんなに大きな会場でもYUKIと1対1で向き合えてるような感覚になる。
強さも弱さも。
喜びも悲しみも。
笑顔も泪も。
すべての感情をステージに広げてくれるような。

正月に中学時代の仲間と集まったとき、YUKIの東京ドームいくんよ。いいでしょ〜と自慢したら、”私も行く!”と即答。
はるばる大阪からやってき友達。
私、出てきただけで泣くかもと言っていたと思えば、宣言通りYUKIの登場だけで泣いてたわ。
そんなミーハーかつハイテンションな友達と一緒に泣きじゃくりながらみておりました。
喜びの泪って、ほんと頭の中をすっきりさせるよね。

それに。
ライブの後、光線の友達に地元で新しくできた友達。
同じ会場にいたとのことでみんなでテーブルを囲んだのでした。
あっと言う間にみんな溶け込んで。その自分を通してみんなつながっていく感じ。

贅沢なことで、友達には本当に恵まれています。
その友達が自分を通してつながることは、頭の片隅でずっと描いていたこと。
やっぱり間違いじゃなかったんだ。と笑っているみんなをみてホント嬉しかった。
さすがに抱き合わなかったけど。(嬉しくっても抱き合わない)


おまけ

このミーハー具合ほんとヤバイわ〜
本当はJOYの顔ハメがよかったんだけど、ある意味これでよかったんだろうな。
良き記念ができました。