ばなさん

よしもとばななさんのエッセイ。
数ページ開いて読んでみて、愛犬の話で泪して、車の中にマグカップを持ち込んだ話でいいなぁと。
これはきっと大切な一冊になるだろうなと。

その後、なぜか半年ぐらい放置していたのだけど、このタイミングで読めてよかった。
人間、そして動物の生と死をばなさんの考えを通して考えることができたんさ。

ここんところ。
嬉しい知らせと悲しい知らせが1日起きぐらいに次々と入ってきて、感情が忙しい日が続く。
そういう歳頃なのかな?
楽かもしれないけど、鈍感になるのは一番嫌だな。


ばなさんの震災やお父さんとの別れを通した体験談が多いこともあって、
少し重い内容が多かったかもしれない。

けれども。

 そういう捉えかたでいいんだな。
 答えなんてないんだよ。
 その気持ち僕にも痛く分かります。
 あたたかいってそういうことかもね。

僕の不器用な思考にいいんだよとたくさん言ってくれた一冊。
誰かの気持ちが全く理解できないよーって悩んだときに開いてみるといいかもです。

人生の旅をゆく 2

人生の旅をゆく 2