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ロマンチックに生きようと決めた理由

益子にある、僕ととても相性の良い内町工場の本棚でみつけた一冊。背表紙をみて、またまたまた、なに言ってるんさー と思ってニヤニヤしながら開いてみたら、歯切れ良くブツ切りに続いていく文章の流れがとても心地よかった。デザイナーやオーナーさんたちの…

ばなさん

よしもとばななさんのエッセイ。 数ページ開いて読んでみて、愛犬の話で泪して、車の中にマグカップを持ち込んだ話でいいなぁと。 これはきっと大切な一冊になるだろうなと。その後、なぜか半年ぐらい放置していたのだけど、このタイミングで読めてよかった…

雑な誌

ku:nel (クウネル) 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2013/03/19メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見るku:nelの最新号詩のはなし、サンドイッチのはなし。真っ青なワンピース。触れられない好きなもの…

つみあげること

先日、高専の恩師からとても貴重な本を頂きました。 (5年以上前にほんの少しだけお手伝いをさせて頂いたのです) 恩師の在籍していた研究室の集大成的な一冊でもいったらよいのでしょうか。 "はじめに"の部分を読めば、30年以上続く研究(室)の歴史の重みを…

困っているひと

困ってるひと作者: 大野更紗出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/06/15メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 490回この商品を含むブログ (84件) を見る ほぼ日の記事で目に止まり手にとってみました「困っているひと」一言でさらっと言ってしまえば、原…

無銭優雅

お酒の席で最近この本読んだんですよ〜とオススメしてもらい、"無銭優雅"っていい言葉だなぁとメモ。手にとってみてパラリとページをめくれば、あぁ恋愛小説なんね。それもいいじゃんと。 恋愛(がらみな)小説って、 だんだん好きになっていって、気づいた時…

8月の読書

8月の2冊■それからはスープのことばかり考えて暮らした / 吉田篤弘友達に薦められて読んでみた一冊。 とにかく題名惚れだよね。主人公のサンドイッチ屋さんでの生活も、スクリーンの中の恋も、穏やかに穏やかにひっそりと愛らしく物語りは進んでいく。 な…

もう、家に帰ろう2

1ページページ噛み締めるようにめくる。生命の誕生、そして別れ。前作よりもより深く写し出された生命の美しさ。表情豊かな写真に添えられた一言が、その一枚を永遠としている。 恥ずかしくなるくらいの言葉さえも、その写真と共にあれば納得してしまいます…

彼 は 肉 食 系 だ と 思 う

高専の研究室の同期が、着実に助走をつけ海外へ飛び出しました。高専時代からずっと話してたからね。昔から彼の行動力とポジティブさには刺激を受けます。そんな彼がブログを始めたので、ここに載せておきます。 草食系男子の肉食生活ー海外編 いつか何かの…

もう、家に帰ろう

久しぶりに開いた "もう、家に帰ろう" ほんとラブレターみたいだな。微笑ましいを超えてちょっぴり恥ずかしくなるけど、それがいい。 「時間を止めたくて写真を撮るわけではない むしろその逆だ」 写真集の中で自分が好きな一言。 続編の発売日は今月なのか…

いつも新しい人

昨晩は高専時代の恩師と第2のホームグラウンド小山にて呑み。 1対1でというのはあまりにも貴重過ぎたため、仙台から関東に戻ってきたGも誘う。ケツを叩かれるというよりも、肩にポンと手を置いてくれる感じで言葉を頂く。「お前はお前なんだから自分のペ…

弱虫ペダルが教えてくれたこと

先輩のオススメにより手にしたとたん、完全にハマり大人買い。 26歳の自分への誕生日プレゼントとなりました。主人公小野田坂道の「みんなと一緒に走りたい」という真っ直ぐな情熱は、こいつらとモノをつくってみたいという自分の気持ちにリンクし胸を熱くさ…

くるり詩集

くるりの詩集を熟読。岸田の世界感は自分の想像よりも深く、より人間的であった。「東京」のどうしようもないもどかしさ「虹」の哀愁感。 あの穏やかな「春風」や「ばらの花」、爽快な「ロックンロール」でさえも喜びの中に悲しさが隠れていた。「哀しみのな…